「Oculus Go」サポート終了のお知らせ

平素より「VARK」をご愛顧くださいまして、誠にありがとうございます。

先日、Oculusより「Oculus Go」のサポートを終了していく旨が公開されました。

原文記事(英文)
■ 2020年12月4日以降は「Oculus Go」向けアプリの更新が停止
■ 2020年12月18日以降は新規アプリのストア追加も終了
■ 2022年までは「Oculus Go」本体のバグ修正やセキュリティパッチなどはサポートする
■ これからは6DoFの「Oculus Quest」や「Oculus Rift」に注力する

これらの方針に合わせ、VARKとしましても、現在発表されている「VRミュージカル 人魚姫 第3公演」を最後に「Oculus Go」のサポートを終了させて頂く運びとなりました。
これまでVARKをお楽しみ頂き、誠にありがとう御座いました。

なお、今後も「Oculus Quest」ならびに「PlayStation VR」の開発・サポートは続けて参ります。
また、新たなプラットフォームでの展開も予定しておりますので、楽しみにお待ち頂けますと幸いです。

 

【株式会社VARK 代表取締役 加藤 卓也】

我々VARKは、一人でも多くのお客様にイベントをお楽しみ頂けるよう、現在まで「Oculus Go」での開発・サポートを続けて参りました。
正直に申し上げますと、「Oculus Go」というハードの制約には悩まされておりましたが、それでも開発を続けて行きたいという思いがあり、試行錯誤しながらサポートを続けておりました。
また、VARKの歩み始めは「Oculus Go」のみのリリースでした。当時から現在までVARKを利用し続けて下さっているお客様もいらっしゃいます。
そこで、アプリの更新が可能な11月末まで「Oculus Go」のサポート続けるか、最後まで悩みました。
しかしながら、断腸の思いで早期にサービスを終了させて頂く決断を下しました。

理由は下記の3点です。

  • 1ハードウェアの制約が大きい点
  • 2「Oculus Quest」の体験があまりにも良い点
  • 3「Oculus Go」でVARKを利用するお客様(シェア率)が激減した点

我々は総合的な「VRライブ体験」でお客様に満足と感動を提供して参りましたが、「Oculus Go」の性能では、ビジュアルを始めとした数々の限界が来ておりました。
昨今のライブに至っては、「Oculus Go」を使用されているユーザ様の少なくない人数が、保冷剤や扇風機をGoに当てながら、充電ケーブルを刺してVARKをご覧になられたはずです。
それらは億劫であるばかりか、総合的な「VRライブ体験」の価値を下げてしまいます。
また、原文記事にもありますように、「Oculus Quest」が圧倒的なセールスを記録しています。
そして、体験の質もまるで違います。VARKは是非とも「Oculus Quest」で体験して頂きたいと考えております。
そうした思いがお客様にも届いているのか、VARKを利用して頂いているお客様は「Oculus Quest」、「PlayStation VR」、「Oculus Go」の順に多いです。
Goのシェア率はレンタル事業を含めてもかなり低くなっており、既に機は熟していると判断致しました。
代わりに、と言う訳ではございませんが、「Oculus Quest」ならではの表現力を持って新たな企画も始動しております。楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
これまでVARKを支えて下さった皆様に、心より感謝申し上げます。
今後、更にパワーアップしたVARKをお届けできるよう邁進して参りますので、何卒宜しくお願い致します。

 

何かご不明点ございましたら、カスタマーサポートまでお問い合わせください。
今後とも「VARK」をよろしくお願いいたします。